jackpackerの日記

旅するアーティスト、Jackやで。バックパッカーの土産話、聞いてく?

【旅】弱小バックパッカーの奮闘記 世界一周の備忘録 vol. 16 フィリピン

 

前回の記事はこちら~!!!(バジャウ族

 

jackpacker.hatenablog.com

 

 

お話の続きはこちらから!!!(ストリートチルドレン

 

jackpacker.hatenablog.com

 

ストリートチルドレンに襲われた次の日から、

あれほど悪かった体調も気にならなくなっていた。

超強烈な体験。

 

授業もちゃんと真剣に受けているが、頭の中はあの子たちのことでいっぱいだった。

そのことをいろんな人に話したと思う。

そんな中、一人が「Live the moment やなぁ。

こう言った。その瞬間を生きろ。

 

その子たちは生きているその瞬間瞬間を必死で生きてる。

だからこそ、僕たちも今生きている瞬間を大事に生きていかなければいけないよね。

そういう意味だった。この言葉は、僕の中でとても響いた。

 

この言葉をくれたのは、いつかの仙人、そしてすでに世界中を旅したPさん。

彼との出会いはフィリピンの思い出の中で一番刺激的だった。

今では、僕の旅や人生の師だ。

 

ぼくらは

旅させてもらってる。

学ばしてもらってる。

そして、生かしてもらってる。

よくよく考えたら、それらは自分で選んだうえでの道だった。

 

当時、当たり前のように思えてきたそんな感情は、

実は特別なことで、普通は普通じゃない。

そう改めて気づかされた。

 

村から出たことのない子供たち。

学校がどんな所かも知らない女の子。

自分だけお金がなくて取り残された男の子。

誰も好き好んでこんな生き方をするわけがない。

 

でも僕たちには、どんな道でも選べる自由がある。

 

だからこそ、僕たちも今生きている瞬間を大事に生きていかなければいけないね。

 

 

 

人は平等じゃない。

格差や生まれの違い、どうしても乗り越えずらい困難がある人もいる。

平等じゃないからこそみんな違って、

でもその困難は、乗り越えた先に見えるものもあるし、痛みもわかるはず。

みんないいんだよ。

違うことは、悪いことじゃない。人は何が豊かかで決まる。

 

これからも困難を乗り越えるお手伝い、できたらいいな。

 

 

 

*******

 

 

 

 さてさて、言葉以外にもいろんな影響を与えてくれた。

 髪型しかり、話し方しかり。

何でも真似して、旅の計画や渡航先なんかも鵜呑みにしていた。

そんなある時、「Jackの”形”ってどんなん?」と聞かれた。

「Pさんのようになりたいです!」と答えると、

「うーん、うれしいんやけど、JACKのオリジナルを知りたいなぁ。」

こう返された。

 

なるほど!

やっぱ、僕自身も僕の分身を作りたくはないし、

分身にいてほしくない。

それより、オリジナリティ / 個性を大切にしていたほうが、人間面白い!

テンプレートバリバリのお話とか、ありふれたお店でもそうじゃん。

自分が体験しなかったことが聞きたい!

代り映えしないことは飽きちゃう。

つまり変えはいくらでも、ってことかな。

 

今でこそ、オリジナリティ(ある意味自分本位の考え方?)で生きているけど、

この時から、ようやく僕は僕自身の旅路を定めていった。

復学した後の大学ではオリジナリティ強すぎて一時、孤独になったのも

今にしてみればいい思い出!!!(ということにしておいて!)

…あれ、絶対主張しすぎたせい。笑

 

 

尊敬と崇拝は違う。

 

自分自身が誇れるようになるまで、道のりはまだまだ長い…。

※やってきたこと(旅)には胸を張るけどね!

自分らしく行こう

to be continued...