jackpackerの日記

旅するアーティスト、Jackやで。バックパッカーの土産話、聞いてく?

【旅】弱小バックパッカーの奮闘記 世界一周の備忘録 vol.8 台湾

前回の記事はこちらー!!

 

jackpacker.hatenablog.com

 

 

 

 

前回のエピソードはこっち!!

 
jackpacker.hatenablog.com

 

 

 

 

 

そんなこんなで台湾滞在最終日。(更新遅くなってごめんね)

 

友達と会う約束はこの最終日になりました。

台湾での最後の思い出。

 

待ち合わせの駅に着くと…

 

「Yoooo~!!!」

という懐かしい声。

声のほうを向くと、約1年ぶりに会う友達がそこに。

 

久しぶりに会うので積もる話もあるけれど、まぁまぁ歩きながら話そうや。

そうして僕らは肩を組んで歩きだした。

観光地とか、そんなんじゃなくて、地元の若者が遊ぶような場所を巡った。

 

「ところでさ、ロシアのあの子と付き合ってんの?」

なんて聞いてくるもんだから、満面の笑みを浮かべて

「うん!!!!」

って答えたら

 

「いいねいいね笑 会いに行くんだ?」

少し冷やかし気味に聞いてきた。

「もちろん!ロシアのビザも取ったし」

と答えると、友達はため息交じりにこう答えたんだ。

 

「君たちが誇らしい。」

 

そんなことを言われたのは人生で初めてだった。

 

「僕たちは住む国も、年齢も、話す言葉だって違う。

でも、たった一か月の出会いがここまで印象に残っている。

そして、その時の友達をつなぎとめることをShota(僕)はしている。

世界中に散らばった仲間をね。」

 

友達はそういって

「ぼくらの代わりに会ってきて!

そして、みんなに会えた時には、僕たちのことも伝えてほしい。」

と続けた。

 

僕の旅の目的が一つ、増えた。

この時、なんとなく、なんとなくだけど、

あぁ、こうして僕の旅の彩が鮮やかになっていくんだな。と感じた。

 

ある旅の本で、まずはやってみろ。理由は後からついてくる。

とあった。

そのことを自覚した時、そして僕も一人の旅人であると認識した時、

思わず鳥肌がぶぅわぁぁぁって出たよ。

 

うわぁぁ、僕ってとんでもないことやっているんだなって。

その頃の僕なんて、自己肯定もあまりなかったけど、こういう瞬間が積み重なって、

自分にも自信がつくようになって、挑戦が好きになって…

まるで別の人間になったかのような感覚!

 

脇役だと思い込んでいた自分がさ、

主人公なんだって気づくきっかけ。

 

そんな瞬間がこの旅にはこれからもたっくさんあるんだぜ。

おせっかいかもしれないけど、

それはあなたの人生においても同じだよ。

これは僕が保証する。

 

さてさて、話を戻そう。

 

友達は、学校帰りにもかかわらず、僕のために町の案内もしてくれたし、お店やごはん屋さんにも連れて行ってくれた。

自分じゃ注文もできなかった料理がどんどんテーブルに並んだ。

みんなで分けながら食べた。

 

それがどれだけおいしかったか!!!

宿では一人で食事がほとんど。

そんな毎日だったから。もう、うれしくってうれしくって。

 

宿にいた中国のおじちゃんの豚足も、干物屋さんからもらった食べ物も、こうして友達と囲んで食っている飯も、愛があったよ。

これがおいしく食べる秘訣なのかもなぁ。

 

ご飯を食べ終わると、もうすぐ飛行機の時間だ。

あっという間のお別れ。 

 

空港までの移動手段がわからないため、友達がタクシーを呼んでくれた。

本当に、本当にありがとう。

またね。

 

宿にいったん荷物を取りに帰って、

台湾名物のアトラクション、快速タクシーは僕を空港まで届けてくれた。

 

これからフィリピンだ。

1か月間の英語留学。今度はそこで、どれだけ自分が成長できるのかな。

 

てかその前に。

 

 

 

フライトは深夜。到着は深夜1時。

空港は、(当時)世界で最も治安の悪い空港とされていたニノイアキノ空港。

空港内で盗みはもちろん、殺しまである…らしい

学校のピックアップ(お迎え)、お昼。

 

む―――――――――…!!!!

一気に不安バロメーターが上がりました。

 

「警戒態勢に入る」

もう、これに尽きる…

空港では眠れないこともあるだろう。

 

飛行機の中で寝るしかない。

それも早急に!!!

 

と、そわそわしながら台湾を後にするJackでした。

バイバイ、臭豆腐

 

台湾編・完

to be continued